EDBサーバ群は,Operating SystemにFreeBSD 9.*を利用している.
また,データベースコアにPostgreSQL 8.4を WWWサーバにApache 2.2.* を利用している.
これらのソフトウェアにセキュリティホールが発見された場合には,速やかにセキュリティパッチをあて,ソフトウェアを更新することが望まれる.
この目的のため,Operating Sytemのソースおよび FreeBSD のportsコレクションの更新を簡略化した手順で実行できるように保っている.
ソフトウェア更新に利用できるサーバ
- FreeBSD Subversion サーバ:
-
- svn://svn.db.tokushima-u.ac.jp/base/releng/9.0/
- svn://svn.db.tokushima-u.ac.jp/ports/head/
- svn://svn.db.tokushima-u.ac.jp/doc/head/
- FreeBSD CVSup サーバ:
-
cvsup.db.tokushima-u.ac.jp
- (FreeBSDサイトからの供給が止まったため,Mar. 2014に廃止)
- FreeBSD Ports Collections:
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- ftp://ftp.db.tokushima-u.ac.jp/pub/FreeBSD/
作業内容は以下の通り.
FreeBSDの更新(マイナーバージョンアップの場合)
- # cd /usr/src
- /usr/src# make update
- (/usr/src/UPDATINGの内容を読む.特に留意すべき点がない場合には以下のようにすれば良い.)
- /usr/src# make buildworld >& buildworld.log
- /usr/src# make buildkernel >& buildkernel.log
- /usr/src# make installkernel
- /usr/src# shutdown -r now
- /usr/src# mergemaster -p
- /usr/src# make installworld
- /usr/src# mergemaster -F
- /usr/src# shutdown -r now
portsの更新(例: apache22)
- # cd /usr/ports
- /usr/ports# make update
- (既存のコンテンツ,設定ファイルのバックアップをとっておく.)
- /usr/ports# cd /usr/ports/www/apache22
- /usr/ports/www/apache22# make deinstall
- /usr/ports/www/apache22# make clean
- /usr/ports/www/apache22# make install
- (Apacheの設定ファイルおよびドキュメントディレクトリ等の調整を行う)
- /usr/ports# shutdown -r now
以上の作業は,FreeBSDで提供されているものを利用しているものなので,より詳しくはFreeBSDの頁 www.freebsd.org にて必要な知識を収集して欲しい.